「1917年の三人姉妹」公演アンケート
(2001.10.24〜27)


三人姉妹のそれぞれの個性が色分けされていて
微妙な感情のゆれが良く表現されていました。
光っていました。
(50才 男性 会社員)

とてもていねいで洗練された芝居だと思いました。
劇団朋友のお芝居を観たのは初めてでしたが、
とても素晴らしい時間を過ごせました。
暗転の時の老婆のランプの使い方など、
なかなか良いアイデアだと思いました。
もう1回か2回、観たいと思いました。
(30代 女性 主婦)

内容が少々難しく、全部を見終わらないと理解ができなかったが、
心に残るものがあった。
(51才 女性)

年老いた三人姉妹と、その回想という着想が設定としては面白いし、
より味わい深いものにしていたと思う。
常に陰に陽に、三人が舞台の上に存在することで、
若さと老い、そして三人の結びつきや相克といったものが、
よりクリアに見えてきました。
紀伊國屋ホールという舞台空間にあった、
端正な作りと、格調ある「らしい」台詞回しと演技が、
見ていて心地よいものでした。
特に長山藍子さんの演技は、迫力と存在感と彫りの深さがあり、
TVや映画の感じとはまた一味も二味も違う力がみなぎっていて、
見事でした。
(46才 男性 公務員)

人々の生き様がモザイク模様のようでした。
思いがすれ違いながら揺れ動いていくのが最後まで、
緊張した線のように続いていました。
(49才 女性)

絶望の中で何度も希望を持っても、結局絶望の中の希望なので、
絶望に戻るというところが切なくて。
でもそんな人はたくさんいるんだろうなと思いました。
自分に返ってくる感じで、色々考えさせられました。
(25才 女性 OL)

1917年という年はロシア革命の年なのに、
そういう要素もなく、振り返るだけというのは物足りないです。
(44才 男性 教員)

久し振りに重い作品でした。
三人の姉妹の熱演が、それぞれの効果を出していました。
ただユーモアがもう少し欲しかったように思いました。
チェーホフの原作と比べて見たい気持ちになっています。
(69才 女性)

ちょっと話がわかりずらかったですが、
「生きる意味」っていつも不明なんだなって、
だから生きるんだって思いました。
(40才 女性 パート)

最初は哲学的なトーンにやや退屈なものを感じましたが、
二幕からのドラマチックな展開に、
ホント、久々に演劇を観たという充実感を覚えました。
翌朝までその重みが残りました。
台本の重みは言うに及びませんが、
やはり、長山藍子の魅力は大きい。
上手い、絵になる、香り立つ芸がある、
何たって、声がいい。
無理なく劇場を支配する声量の幅。甘さ。
いやはや、恐れ入りました。
(?才)

こんな真面目な大作に挑む皆さんに心からなる拍手を送ります。
(63才 男性)

チェーホフの芝居は本でしか読んだ事がなくて、
人間の不条理さを描く答えのない難解なイメージがありました。
こうして初めてチェーホフに基づく本格的な芝居を観て、
役者の迫力ある鼓動をさえも感じて圧倒されました。
生きる事は理屈ではない、理不尽であっても未来へ向かわねばならないと、
現実のメッセージが強く心に響いてきました。
ミュージカルファンで久しぶりにストレートプレイを観ましたが、
舞台に立つ役者の在り方に鳥肌が立ってしまいました。
(29才 男性 会社員)

大変良かったと云いたいところですが、何しろ一幕が苦しい。
良く、終わり良ければ全て良しと言いますがその通り。
長山さんの退廃的なところと激しい感情表現、
欲しいものに対する子供のような心。
舞台はその人の人生が全てみえるとも言う。
長山さんに対する見方が大きく変わった一瞬(ひととき)だった。
大拍手、拍手です。
女優賞ものです。
ありがとう。お体大切になさって下さい。
(58才 男性 フリー)

セリフがはっきり聞き取れて良かった。
舞台装置のシンプルさも良かった。
俳優のセリフと心が感じられて大変、心、打ちました。
(年齢不明 女性)