―劇団朋友は社会にどのように役立っているか?―
NPOが台頭しています。
行政や企業にばかり依存していないで、市民自らがもっと社会的活動を進めて、
本当の市民社会を実現していこうという運動です。
NPO法(特定非営利活動促進法)の制定と共に、
劇団内でも少しずつ議論が生まれてきました。
今劇団は有限会社という営利団体の形をとっていますが、
「営利」を本来の目的にしているかといえば疑問です。
だったら他の仕事に就いています。
芝居が好きだから、これが本音です。
でも、実はこの思いが私たちの存在を曖昧にしてきたようにも思えます。
「害にも益にもならない、オタク集団」といわれても仕方ありません
(それもまた面白いのですが)。
NPO視点に(存在の公益性)があります。
つまり、「私たちの劇団は社会にどのように役立っているか」
という事が問われているのです。
これから議論を深めていこうと考えています。
吉原 廣(劇団取締役・演出家)
プロフィール
主な舞台演出作品
『ガラスの家族』 『帰去来』など