紀伊國屋ホール『キエ』―囚(とら)われ女(びと)の日記―
稽古開始!
◆八木柊一郎版『女の一生』
劇団朋友第27回公演は『キエ』―囚われ女の日記―を上演いたします。
作は、新劇界の重鎮、八木柊一郎氏。
「昭和」という時代を生きた一人の女性キエと、キエを取り巻く人々の平凡な日常生活から、
戦後の「日本」や「日本人」を描く八木柊一郎版「女の一生」です。
演出は『わがババわがママ奮斗記』『一九一七年の三人姉妹』に引き続き、
今回3回目となる西川信廣氏(文学座)。
客演には、劇団俳優座から、浜田寅彦、武正忠明の両氏をお迎えしました。
昭和17年1月、横浜の野毛山にある椿家に現れた杉本キエは、その年数えで18才。
天涯孤独な彼女は、女中の口を求めて椿家を訪れたのだが、
その後、椿家の長男と結婚し、一家を支えていくことになる。
戦後40有余年、激動の「昭和」を彼女はどう生きたのか…。
「昭和」とはいったいどんな時代だったのか…。
主人公キエには、長山藍子。
椿家のご隠居さん椿礼二郎に、浜田寅彦氏。
椿家の女主人すみ江には、菅原チネ子。四人兄弟の長男信之は、小島敏彦。
次男智之は、武正忠明氏。
三男和之は、進藤忠。末っ子で長女の文枝は、まきのかずこ。和之の妻に、木野しのぶ。
キエの長女ノエには、水野千夏。次女マリ子に、上智子。
椿家が経営しているバー、カメリアのバーテン津村に、石川恵彩。
椿家に間借りするオンリーさん、伊東まゆみに弓場沙織、ミツコに今本洋子。
ノエの友人には、新人の鬼澤みどり、釈種さやか、相馬聡廣、高橋晃。
そしてノエの子供時代には、劇団若草から岩井優季ちゃん。
スタッフは、昨年の『一九一七年の三人姉妹』からお付き合い頂いている、
美術・石井強司、照明・山口暁、音楽・上田亨、音響・望月勲の各氏。
そして今回新たに、衣装に合田瀧秀氏、舞台監督に道場禎一氏をお迎えしました。
演出助手には、吉原廣がつきます。
企画は、小島敏彦・横井徹・長山藍子。
稽古は9月9日にスタートしました。
キャストの他、作家の八木柊一郎氏はじめ、スタッフほぼ全員そろい顔合わせをし、
いつにもまして緊張感のある 稽古初日となりました。