謹賀新年

劇団代表 小嶋敏彦

初春を迎え新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は皆様に大変お世話になり、誠に有難うございました。
昨年10月、紀伊國屋ホールで本公演となる『一九一七年の三人姉妹』を上演し、
皆様からは激励のお言葉とともに色々なご意見をお寄せ頂きました。
また、小田島雄志先生からはユーモアのある、暖かいご批評を頂きました。
そして、『わがババわがママ奮斗記』の1月から約半年に亘る長期の旅公演、
4月には『女たちのジハード』の富士宮公演、
さらに11月、アトリエ公演『法王庁の避妊法』と、
実に四作品102ステージを上演することが出来ました。

振り返ってみますと、大変ハードな一年間ではありましたが、
皆様のお陰でとても実りある活動の年にできました。
重ねてお礼を申し上げます。
(昨年の活動につきましては後記〈2001年を振り返って〉をご参照下さい)


さて本年の公演活動ですが、本年は昨年蓄えたエネルギーを持って、
3月の新宿・シアターサンモールでの『女たちのジハード』再演。
4月から6月半ばまでは、
全国演鑑連、北海道・東北ブロックの『わがババわがママ奮斗記』のツアー。
10月は昨年に引き続き、新宿・紀伊國屋ホールで、
八木柊一郎先生書下ろしの
『囚われ女〔びと〕の日記―それからの女の一生―〔仮題〕』に
長山藍子の主演で取り組みます。
この作品は
「敗戦後50年を生きた一人の女性の生き様をたどる中からその女性史を、
そして更には日本の戦後史をも見据えよう」と言った私たち大望の意欲作です。
尚、この他にもアトリエ公演、
辻仁成氏の小説「愛をください」の朗読劇の上演をおこなってまいります。

新世紀になってもアフガニスタン、イスラエルと各地で紛争が絶えず、
日本経済の先行きも全く見透かせません。
文化状況もこれからは益々厳しくなるでしょう。
私たちも皆様と共に頑張ってまいります。
何卒、本年も変わらぬご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。

2002年 元旦