新世紀・新たなる飛翔!!

本年10月新宿紀伊国屋ホール新作決定!!


新年あけまして
おめでとうございます。

年頭に当たり、旧年中の皆様の多大なるご支援、ご協力に衷心より感謝すると共に、
お礼を申し述べたいと思います。
誠にありがとうございました。

お陰様を持ちまして、無事、全公演を終えることができましたことをご報告致します。
「わがババわがママ奮斗記」では、
神戸、大阪、四国ブロック、東京・世田谷のグローバルハンズ、
中国ブロック、多治見、名古屋、木曽福島、近畿ブロックと
57ステージを上演させて戴くことができました。
 各地での皆様の心の籠もったお迎えやお持て成しに、
劇団員一同に成り代わりましてお礼を申し上げます。

また、4月のアトリエ公演「マンザナ・わが町」には
500余名ものお客さまに御観劇戴き、評判もよく、
多大の成果を上げることが出来ました。
 これもひとえに演出の高木達先生のきめ細かいご指導のお陰と
感謝致している次第であります。
大変なご苦労をお掛けしましたが、本当にありがとうございました。

そして10月のスペース公演「お葉と呼ばれたモデル」(演出・吉原廣)でも
800名以上のお客さまがご観劇くださり、
中でも″若い人達が自立していくお葉に共感を寄せてくれた″ことと
″構成の面白さ″を評価されたことは大変うれしいことでした。

 そして又、「女たちのジハード」の再演の為の立ち上げでは、
わずか7ヶ月しかありませんでしたが、
脚本の篠原久美子氏と演出の宮崎真子氏のご努力により、
12月7日の横浜文化振興財団主催の公開舞台稽古を無事に開けることが出来ました。
 両氏には心より感謝致しております。本当にありがとうございました。
なお、この日ご観劇戴きました一般のお客さまや演劇鑑賞会の皆様のご声援が
″ウィルあいち″での初日の成果となり、
いせ演劇鑑賞会での上演の評価につながったことをご報告すると共に、
ご協力戴きました皆様には心よりお礼を申し上げたいと思います。

さあ、いよいよ新世紀です。
 世紀を総括的に捕らえるとすればどう表現できるでしょう。
 一般的には自我の確立と民主主義社会の実現へ向かった時代と言っていいでしょう。
19世紀末に発表されたイプセンの「人形の家」のノラの生きざまは、
正しく象徴として受け継がれるべき次世紀へのメッセージでした。

20世紀初頭、1901年初演のチェーホフの「三人姉妹」は、
そんな時代の先駈けとして書かれています。
何か起こることを待ち望み、時代に大きな期待を求めて生きた三人姉妹の世界。
 100年たった今、私たちは暗く悲惨な戦争体験を通しても
真にそれらを獲得できたのでしょうか。
 私たちの21世紀は、
まずそのことをじっくりと見据えてから始めたいと考えています。

本年10月20日(土)〜24日(水)
新宿・紀伊國屋ホールで西川信廣氏演出で取り組む本邦初演の
P・O・エンクヴィストの新作「チェーホフの三人姉妹」は、
正にそう言った意味では格好の作品と言えるでしょう。
 詳しくはまた次号の季刊誌等でお知らせしますが、
皆様の絶大なるご支援ご協力をお願いする次第です。

さて、本年度は1月から「わがババわがママ奮斗記」の巡演ではじまります。
これまでの成果をより一層充実させて伺いますので、
鑑賞会の皆様どうぞご期待ください。
私たちも舞台と客席の楽しい交流を心待ちにしております。

最後に、本年1年を通して皆様のご活躍とご多幸を祈念し終わりたいと思います。

一月吉日
劇団代表 小嶋敏彦