5月12日に始まった『わがババわがママ奮斗記』地方巡演は、
6月17日を持ちまして本年度上半期の公演を無事終えることができました。
中国地方統一例会、多治見、名古屋、木曽福島と、
各地とも大好評の公演にすることができました。
公演終了後の皆様の満面に笑みをたたえたお顔、
各地での忘れがたい交流会等々、劇団員ひとり一人の中に、
また、会員の皆様の中に素晴らしい思い出を残すことができた旅公演でありました。
あらためまして関係各位殿に御礼申し上げます。
つっちーの初旅日記
クリームパンで涙 《白土聖子》
舞台からこぼれる光で浮き立つ役者さんの黒い後ろ姿は魅力的だ。
この旅で、私の大好きな場所は舞台袖だった。
私語厳禁、静かに、そして邪魔にならないように、
とりあえず訳のわからない私は、暗い袖でさらに暗い場所を探した。
転換前になると、少しばかり活気付く舞台袖は、私の知らないまた別の舞台があった。
それは、芝居以上に芝居的おもしろさがあった様に思う。
役者が役者になる瞬間、それを支える全身を黒くまとった舞台袖の主役の人々。
舞台袖という座席を設けてみてはどうだろう。
約四十日間の初旅は、想像以上に目新しい事や人との出会いの連続で、
最初の一週間は旅の終わる日を毎日カウントダウンして、
毎日帰りたい気持ちでいっぱいだった。
最後の日まで、毎日、今日は何が起こるのだろう、何をしなければならないか、
忘れ物はないか、そんな余裕のない気持ちで旅手帳を何度も見て確認していた。
そんな気持ちで過ぎていく日々の中で、
甘いクリームパンを食べながら温泉につかる気持ちよさを知り、
皆でお酒を飲む楽しみを知った。
少しずつ楽しみ方を知って、いつしか旅もいいかなって思ったりした。
やっぱり大好きな場所は、温泉かもしれない。
筆者は5〜6月の旅公演に制作として参加した。
今年4月に入団したての一年生です。
今後ともよろしくお願いいたします。
[製作部]