モノローグ
進藤忠



ちかごろ思うこと

赤尾の豆単を知ってるかい?
僕が高校生の頃に愛用した英語の辞書だ。
まあ、辞書といっても、豆単というだけあって、
手の中に簡単におさまってしまう、かわいい辞書だ。
僕は、高校生のときはもちろん、浪人のときもこれをいつも手元に置き、
英語の単語を調べる度に、赤鉛筆でその単語の下に線を引き、
ついには、
どの頁をめくっても、赤い線でいっぱいになる程、お世話になったものだ。

 それが近頃では、電子辞書だとさ。
ふざけるんじゃないよ。
電子辞書じゃ赤鉛筆で、どうやって線を引けというのだい?
線を引かずに今の子供達はどうやって英語の単語を覚えられるのかね。
 世の中、便利がすべてと思ってやしませんか。
コンピュータ文化の発達も結構だけれど、どうも僕らにとって、
大切な何かをだんだん失くしてきている様な気がしてならないんだよなあ。

 便利さの追求って機械が主体になる事で、
人間が、なんか端っこに追いやられてるんじゃないのかい。
もっと人間味というものを大切にしたいよね。

 最近のいまわしい事件報道に接する度に、こんな想いにかられてしまうんだよね。


進藤忠(しんどうただし)プロフィール
北海道出身 特技 野球
劇団新人会付属養成所卒

 驚きました。
夏の終わりに私は、
「ちゅうさん」の本名が「ただしさん」であると、知りました。
かわいい呼び名で密かに好きですが、やはり渋いお顔の俳優さんのお名前は、
ビシッとしていたのですね。
 主な出演作は、劇団公演「袴垂れはどこだ」「帰去来」「虹の橋」他。
外部舞台「女は一生懸命」「旦那さま大事」。
TV「ああわが町」など、多数出演しております。
 現在は「お葉と呼ばれたモデル」の稽古真最中です。
 先日は、野球大会でも大・大活躍でした。
驚きの多い魅力の俳優″ちゅうさん″に、この秋10月、劇場で、
″竹下夢二″として皆様も、お目にかかれる事でしょう!!
〈石田まどか〉