劇団朋友活動中!
〈新人三人娘〉大活躍!


12月までに3本の作品を抱え、今劇団が活気づいている。
稽古場で多くの役者が奮闘中だか、
それぞれに去年、一昨年の新人女優が主要な役で出演する。
三人は青年座養成所で芝居を学んだ先輩後輩でもあるのだが、
ベテランに混じってかんばる彼女たちをちょっと紹介すると・・・・・・。

まずは芸術祭の大賞受賞作『わがババわがママ奮斗記』脇坂智美役の上智子
「智美との共通点は考え方が明るいこと。
彼女のようにはしっかりしていませんけど。」
スラリとした容姿とトレードマークのポニーテール。
純真で素直、智美のイメージそのままだ。
入団して2年。『帰去来』『八月のシャハラザード』『わがババ〜』と
着実に劇団の舞台を踏んでいる。
「あっという間でしたね。私、劇団で必要とされる人になりたいんです。
自分でここと決めたところで足場を固めないとどこに行っても駄目だと思うから。
今は長山さんとご一緒させていただいて勉強中です。
チャンスを一つ一つ掴んで広げていきたいですね。」
後輩の二人については
「同期みたいなものですね。
〈はるな〉は一生懸命で一途、だからこそ強くて弱い部分を持ってる。
今回の舞台でのびのびやってもらいたいと思います。
〈まどか〉には予期せぬ答えが返ってきて驚かされることがあります。
しっかりした子だと思ってたんですけど天然なんですね(笑い)。」

その〈まどか〉こと石田まどか
直木賞作品の舞台化『女たちのジハード』の紀子役で舞台に立つ。
「紀子は何にでも集中できる子、私は興味あることだけにしか出来ないけど。
天然ボケというか、そういう部分は似てるかな。
『ジハード』では、5人の女性それぞれの戦いを見てほしいですね。
誰でもどこかでダブルところがあると思うんです。」
ホンワリと柔らかい印象のある彼女は、
可愛らしい子供の面と人の気持ちのわかる大人の面をもっている。
「去年はいろんなことがありすぎて・・・・・・。」
今後の活動については「芝居のジャンルを問わず
場所があれば飛び込んででもやっていきたいです。力もつけたいし。」
外国のストリートで踊ったこともあり、度胸のよさも持っている。
先輩の上さんについては
「千手観音のように千の手が背中に生えていそう。気さくだけどしっかり者。」と。

「ケンカもしたしぶつかりもしたけど、彼女の素敵な部分は沢山見てきました。
同期でいてくれて本当に良かった。」
と石田さんについて語る〈はるな〉こと白井はるなは、
夢二のモデルをえがいた新作『お葉と呼ばれたモデル』のお葉役で劇団初舞台を踏む。
「お葉は時代が違っても変わらぬ奔放さと可愛らしさをもっている女性。
コンプレックスを持っているという点では私と同じかな。
舞台上で充実した人生を生きたいです。」
さばさばした物言いで逞しい印象。
「大正時代の話なので着物も着るんです。練習しなくっちゃ。」
彼女は和風な美人である。
「去年は裏方のお仕事をさせていただいて皆で一緒に芝居を作る楽しさを学びました。
大きな役なのでうれしい反面不安もありますが、
舞台を成功させたいと思っています。」
と、今は〈お葉〉のことで頭がいっぱいという感じだ。

三人三様。
どの役もこの役者でなければと思える舞台にしてくれるはず。
朋友とともに成長していく彼女たちに、
そして、今後の劇団活動にどうぞ期待してください。