昨日一日お休みして、今日は若原のマリエ。
転換もやりながらの荒通しになりました。
さすが、稽古しただけあってスムーズな運び!
転換する人の動きもなにげに美しいっ。
と、惚れ惚れしていると、なかなか次の場面にならない。
あらららら…何か問題が???
…と思ったら、演出助手がきっかけのキューを出すのを忘れていただけでした。
ま、1回目の荒通しですから、そんな事もありますよね。
今日は音響の中嶋さんもいらして
いろいろな効果音も入ってきました!
町の音やTVの音…
「ここで音が入るって事はね…」
来週からの通しを前に、演出の厳しいダメだし。
何気に入る音にも、意味があるのです。
音って深〜い!!
今日の日記は、研究生の〈蒲田雅之〉
今回は小道具スタッフと転換スタッフをやってくれています。
『4月からこの朋友に入って早いもので3ヶ月がたちました。
少しは劇団の空気にも慣れたかなあ、と思っているのですが
やっぱり公演体制に入ると違う!!まだまだこれからだなあ。
一日あいた今日の通しは、いよいよ本番まで1週間余りを残して
出演者の皆さんの緊張感がピリピリと伝わってくる様でした。
当然、裏についている私も…と思っているのですが、
結構転換のことや小道具のチェック、仕込み等、
自分のことで一杯一杯でございます。
そんな感じですので帰りは真っすぐ家に帰って…
ハッハハハ「そうはいかなくてよ〜!!」ってか、
「日本一」で飲んでしまうんですよね〜。
この一杯の為に生きてるよなあ〜。』
***
「日本一」って、劇団の近くにある焼き鳥屋さんなんですけど
うちの劇団員はかなりの常連です。
奥座敷を占領して、ついつい長居をしてしまうんですよね〜。
芝居好きのマスターは、うちの芝居にも良く来て下さいます。
焼き鳥のお味は……もちろん「日本一」デス!!
■2005/06/28 (火) 本番まであと2週間〈清和竜一〉
今日は、弓場のマリエで止め通し。
場面転換の稽古もされ、そろそろ本番に向け芝居が固められていきます!!
…が、西川さんはまた新たに楽しい事を思いつきました!
ココに書けないのが残念ですが…
役者がとちると、どうも閃きが生まれるようです。
今日は、TV番組プロデューサー役の〈清和竜一〉です。
今回、2役兼ねている役者が何人かいます。
彼もその一人。
2役やってる役者の変身振りも、どうぞお楽しみに…。
『最近、僕の自転車、パンクすると晴れて、修理すると雨です。
すみません、ここ数日、東京に雨が降ったりやんだりは僕のせいです。
……こんにちは、朋友初舞台の清和です。
あ、初日まであと2週間なんですね。
毎日笑いっ放しのうちにここまで来てしまいました。
西川さんの演出、先輩方の芝居……。
毎日、観客気分になってしまいます。
でも、仕方ないんですよ、面白いんだから……。
す、すみません、しっかり気合を入れなおしてみんなの足を引っぱらないようにがんばりま〜す。
P.S. 台本の初稿を読んだ時、マスターか常連客のカゲさん、やれたらいいなぁ、と思いました。
決定稿で消えたと思ったカゲさん、一場の最初にちょこっと登場します。一流の演出家って人の心を読んでくれるんですね。……嬉しいです。』
■2005/06/27 (月) 稽古場好き〈相馬聡廣〉
日曜日1日お休みして、今日はWキャスト・若原美紀のマリエで止め通し。
今日は…
今日も〈相馬聡廣〉
彼は稽古場付きというよりは、稽古場好き…と言った方が正しいのかも。
『さて、なぜ2回連続でこの稽古場日記を書いているのかと言いますと…
提出忘れちゃったんですよ。おバカですね〜相馬。
それでは気をとりなおして。
本日の稽古は1場からの止め通しでした。Wキャストは若原さんで。
各場を通した後に演出からのダメ出し。
このダメ出しは、もし役者相馬として自分が聞いていたら
ダーツの的になった気分だったに違いないと感じるくらいすごかったですな。
(しかも投げる人は100発100中ですしね(汗))
とりあえずまとめると、今日一日も楽しく充実した稽古でした。
小学生並の解答で申し訳ない。
…明日は稽古場日記ぜっ〜たい書かないぞ〜
以上相馬ことソーマでした。』
■2005/06/25 (土) スタッフ登場その2・稽古場付きの〈相馬聡廣〉
今日はWキャスト弓場沙織のマリエで全場。
このところ、稽古の前後にずっとパソコンと格闘していた相馬聡廣が
「僕の傑作です!!」
と差し出したのは、作家・尾上小平太の書いた本「サリーとネリー」。
もちろん実際にある本ではないので、その表紙のデザインから、全て彼が作った訳です。
「サリーとネリ−」シリーズは全4巻。4枚の表紙を作るのにどれだけの時間がかかったことか…。ご苦労さま!
出来は…本番をお楽しみに!
今日はその〈相馬聡廣〉
今回、稽古場付きのスタッフをしてくれています。
具体的に何をやるかというと…稽古場と各スタッフさんとの橋渡し、みたいなことでしょうか。
とにかく毎日稽古場にいて、もろもろをやってくれています。
『稽古場の雰囲気がやっぱり好きだと思う今日この頃。
それにしても暑い。雨季のはずなのに雨はいづこ?
今回相馬は初の稽古場付きのスタッフです。
スタッフとして参加する稽古場は、役者としてついていた時とはまた、
全く違う見え方がして、自分としては毎日が興味っっの稽古場でっす!
ただ一つ心配事…それはですね、自分の仕事が初めてのため自信がないんですよ。
はたして本番までにソーマは自信をつけられるか!?
…実践あるのみ。頑張ります。』
■2005/06/24 (金) 全場流しました!〈伊藤治郎〉
今日は6場7場とやってから、1場から順を追って全場流しました。
これからはだんだんそういう稽古になっていくのでしょう。
各場が終わるごとに演出家からダメ出し。
1場は芝居の始まりでもあるし
若手が中心になっているため
いつにない〈キビシイ〉ダメ出しがありました。
「相手のセリフをきちんと聞くこと!」
自分のセリフばかり追ってないで、相手のセリフをきちんと読み込んでくること、と課題が出されました。
西川さんの口調は決してキツクはないのですが、
一人一人の胸にこたえたようです。
もちろん、その場に出ていない他の役者にも…
稽古は楽しいだけじゃありません。
でも、ダメを出され、悩み、考え、前に進んでいく事が
苦しいけれど、楽しい作業でもあるのです。
そうして、より良い作品が出来上がっていくのです。
今日は、TVの番組ディレクター役〈伊藤治郎〉です。
治郎は、今回稽古場でプロンプターもやってくれています。
プロンプをするのは結構大変です。
準劇団員の治郎君…目下修行中、というところでしょうか。
『とにかく暑かった。
でも夏男としては気分もノリノリになってきた。
今もケツメイシの「さくら」を聞きながら日記を書いていて、
気付くと歌の歌詞をそのまま日記に書いてしまいそうになるくらい。
稽古の方は楽しく順調に進んでいて、
これだけ色々な先輩に囲まれていると、
それだけで色々学べる事を実感できる。
ちょっとは大人に近づけたかなと思う今日この頃。
皆様の足を引っ張らないよう前に進んでいきたい。
失礼な行動、言動も多々あると思いますが、
少しずつでも皆様に近づけるように自分を追い込むって感じです。
俺、みんな大好き!
☆ジロー☆』
***
稽古後、作家の畠さんが登場しました!
畠さんもお酒が大好き。
芝居の話に花が咲いてしまいました!!
明日は夕方からの稽古なので、ま、いっか…
■2005/06/23 (木) お待たせいたしました!〈達依久子〉
今日は昨日の続きで、3場から5場までの稽古でした。
その間、劇団のスタッフさんたちが山梨の倉庫まで行き
今回使えそうな衣裳を見に行ってくれています。
今日は和田園子役の〈達依久子〉デス。
『園子はいつも全力投球。
そしていつでもマイペース。
園子サンは喜怒哀楽が激しくて
稽古が終わると、達はぐったり…
今は夕方4時に稽古が終わり(11時開始だった)、
横浜の演劇鑑賞会に宣材を持って行く。
事務局で芝居の話に花が咲く。
夜8時辞去、9時帰宅、軽い食事。
10時電話が来る、わーいお客様からだ。
初日にお二人様。
そうだ、案内状を書かなくちゃ。
この時期(3週間を切っている)を逃しては大変!
カキカキカキカキカキカキカキ……あ、我を忘れていた。
って、もう朝の4時じゃん。
芝居しかない生活……(稽古場日記じゃないじゃん)』
***
鑑賞会の方がた、是非是非観にいらしてください!!
■2005/06/22 (水) マリエ2〈若原美紀〉
今日は、昨日できなかった1場と、2場の稽古でした。
昨夜の呑み会の成果(?)はいかがなもの???
今日は汐見真理恵役・ダブルキャストのもう片方、〈若原美紀〉デス!
『毎日があっという間です。
もっとけいこしたいのに、もっと台本読みたいのに…
もうけいこ初日から2週間以上経つんですね?。
ホント、それどころじゃないって感じです。
昨日のけいこ後の飲み会で、西川さんが言っていたこと。
「役者の作業は、役と自分との接点を見つけて、それをつないでいくこと」
実は私、最初は「マリエ」のこと、よく分らなかったんです。
でも、何回も何回も本を読んで、ようやく、
「ああ、これって分る」という部分がいくつか見つかってきました。
そういう部分が見つかったら、
だんだん「マリエ」のことが好きになってきました。
本番までには『大好き』になれるように
地道に組み立てて行こうと思います。
私、不器用で、緊張しやすくて、どうしようもないけど
でも、同じくらいあきらめも悪いんです。
もっともっと深く「マリエ」を追求して、
本番では「生き生きとしたマリエ」を見てもらいたいと思います。
あぁ、何かまとまりがなくて、
それどころでない文章になってしまいましたね(笑)
来てくれたお客さんに、何か一つでも本物が伝えられたらいいな…』
■2005/06/21 (火) 衣裳打合せ〈進藤忠〉
今日は稽古前に、衣裳の山田さんがプランを持ってきてくださって
衣裳打合せがありました!
それぞれの場のそれぞれの衣裳が絵になって出てきました!
今回一番衣裳が派手なのは、風俗作家の尾上小平太。
今日はその尾上小平太役の〈進藤忠〉の登場です!!
『立ち稽古もだんだんと熱気をおびてきて
ケイコ場も熱い感じになってきました。
私、尾上小平太役として舞台をひっかき回すべく、
悪戦苦闘しております。
なんとかおもしろい芝居にしなければと、プレッシャーを感じながら
それに打ち勝つぞという強い気持ちで、必死の日々であります。
今日は衣裳の打合せがあり、外見的イメージもみえてきて
いよいよだなぁなんて感じてきましたよ。
とにもかくにも、楽しい芝居にしなくちゃ!!
西川さん、ヨロシクお願いします。』
***
今日は夜稽古だったので
稽古後のバーが大繁盛!!
バーは、稽古場の隣の、
楽屋として使っている小部屋で開いているのですが
珍しくほとんどの人が残っていました。
西川さん曰く
「この呑み会はほとんど馬鹿話ばかりだけれど
最後の10分にいい話がとびでてきたりするんだよね。
まあ、馬鹿話で終わってしまう事もあるけどね」
みんな大爆笑!!
でも、ホント。
笑い話の中にも、芝居に大切な話がたくさん散りばめられている。
また、馬鹿話から生まれる新たな発想・発見もある。(西川さん曰く)
だから、呑み会に参加せずにはいられないのです。←言い訳しているわけではありません。
■2005/06/20 (月) 道具打合せ〈山下香〉
土、日と稽古をお休みして、今日は11時から6場と7場の稽古でした。
午前中からの稽古はちょぴりしんどいです。
みな、体を起こすのに大変!!
稽古後、道具の打合せがあり美術の石井さんがいらっしゃいました。
今日は片山雪路のアシスタント役、準劇団員の〈山下香〉デス!
『初舞台にもかかわらず、大きな舞台(俳優座劇場で、演出は西川さん!)
で緊張しまくりのヤマシタです…(汗)
今回私は出番が少ないので、稽古の進み具合をずーっとみていられます(^^)
先輩たちの芝居や動きを毎日見ながらすこしでも勉強しようと…。
しかし!しかしです!!
全然自分に反映出来ないのです…体も思うように動かないのです…。
何とかしなければ…!!悩む事ばかりです。
でも、稽古場はすごく楽しいんですよ!
西川さんの演出は面白くて、毎日笑わない日はないんです。
プレスリーやビートルズなど私の大好きな曲も聞けるし、
こんなに楽しくていいのかな?と思うことも。
とにかく!限りある稽古時間の中で
今の自分に出来る最大限のものが出せるよう、頑張ります!!!!!』
***
美術の石井さんから
2場で、喫茶店に貼られるポスターに駄目出しが出たとか…
スタッフが一生懸命作ったのですが、しょうがない!
○がいただけるまで、がんばろー!!
■2005/06/17 (金) 父、帰る…〈渡辺弘〉
今まで他の舞台に出演していた、山之内零の父親役の石川恵彩が、稽古場に戻ってきました。!
さっそく日記を書いてもらおうとしたら
「それどころじゃない!!」
せりふを覚えなくてはいけないそうな…
という訳で、ピンチヒッターはマリエのお兄さん、尾上真太役の〈渡辺弘〉です。
『本日は、出番なし…机に座ったまま、稽古を見ているだけの参加でした。
立ち稽古に入って数日がたち、少しずつではあるのだけど、
芝居が作品が立ち上がっていきます。
今回の自分の役(真太)は、結構、自分自身に近いところがあるというか…
大事な妹がいたり、両親と語るに語れないことがあったり…
ま、そのような事が、役を理解するうえで参考になるかなって思っていました。
しかしです。
稽古が進むにつれ、自分に近いが故に見えていなかった事、
勝手に決め付けていた事があるな…と思うようになってきました。
自分が知らない自分、自分とは違う自分なんて見つけられたら…なぁ!
自分探し…嫌だね、鼻につく!
現在進行形の稽古場で、限られた空間・時間を使って
どんな事が出来るのか?
可能性は無限、確実性は皆無。
まあ、やるしかありません!』
***
彼には、稽古が始まって3日目の日記を書いてもらうはずでした。
何日経っても書きあがらなかったのは
やはり
〈それどころじゃな〉かったからでしょうか?